camt.086
銀行が何にいくら請求したかを、サービスごと、明細行ごとに内訳として示すISO 20022メッセージ。
名称は BankServicesBillingStatement。一定期間の手数料を扱い、支払件数、口座維持、流動性サービス、預金残高に対する利息、上乗せされる税金などを含む。各サービスには標準のサービスコードを付けられ、米国では通常 AFP が管理するコードが使われる。どの銀行でも同じものを同じ名前で呼べるわけだ。米国では、従来の ANSI X12 822(口座分析)形式に置き換わる位置づけである。
取引銀行が30行ほどある多国籍企業にとって、銀行手数料は独立した費用項目であり、これまでPDFの請求書とスプレッドシートで監査されてきた。機械可読な形式なら、銀行どうしの比較や、契約と合わない請求の発見ができる。銀行側が採用を急がないのは、偶然ではない。