BuildKit
Docker の現行ビルドエンジン。2018年に Tõnis Tiigi が開発し、従来のビルダーを置き換えた。
レイヤーを並列にビルドでき、マウントキャッシュ、シークレットマウント、より使いやすいマルチステージビルドを備える。他の DSL 向けのフロントエンドも差し込める。Docker 23 以降と現代的な CI ではこれが既定である。
中核は LLB(Low-Level Build)というグラフ型の中間表現。フロントエンドは標準の Dockerfile のほか、Buildpacks や Dagger、Earthly などの独自 DSL がある。node_modules や Go モジュールのキャッシュをビルド間で保持すれば10倍近く速くなる。--platform linux/amd64,linux/arm64 で複数アーキテクチャを並列に作れ、キャッシュをレジストリへ出力してチームで共有することもできる。rootless でも動く。Docker、Podman、nerdctl、Dagger、Earthly が利用している。