biff
郵便配達員に吠えた犬の名を冠した、新着メールを端末に知らせるUnixコマンド。
biffは1980年頃、カリフォルニア大学バークレー校のジョン・フォデラーロが書き、BSD Unixとともに世界へ広まった。biff yで通知がオン、biff nでオフになる。実際の仕事を担ったのはcomsatデーモンで、メールが届くとそれが呼び出され、ユーザーの端末を探し出して、何の作業中であろうとお構いなしに差出人と本文の最初の数行を画面に打ち込んだ。
名前の由来は、バークレーのハイディ・ステットナーが飼っていた犬のBiffで、言い伝えでは郵便配達員が来るたびに吠えたという。グラフィカルな後継のxbiffは、旗が上がる郵便受けを表示した。現代のプッシュ通知はどれも本質的に同じ発想で、邪魔をする才能まで受け継いでいる。