IT用語集 › ネットワーク › BGP route flap damping

BGP route flap damping

ネットワーク Svenska → 更新: 2026-10-21

現れては消える(フラップする)不安定なBGP経路に「ペナルティ」を科し、一時的に抑制する仕組み。壊れたリンクひとつのせいで、全ルーターが絶え間ない更新に追われるのを防ぐ。

問題は、アップとダウンを繰り返すリンクが広告と取り消しの雪崩を生み、インターネット中のルーターがそれを処理しなければならないことだ。壊れたリンクの範囲をはるかに超えたCPU負荷と不安定化を招く。仕組みとして、経路がフラップするたびにペナルティが加算され、閾値を超えると、今は上がっていてもその経路を一定期間抑制(再広告しない)する。ペナルティは時間とともに指数的に減り、下限を下回ると解放される。不安定リンクの影響を和らげるのが利点だ。一方で議論もある。強すぎるダンピングは、短いフラップに長い抑制を与えてしまうなど、不要な経路まで罰しかねない。そのためRIPEは長らく、無効化するか緩やかな設定にとどめるよう勧めてきた。諸刃の安定化ツールである。

← 用語集に戻る