ASIO
詳細情報
- 開発元
- Steinberg
- 公開年
- 1997年
- 種類
- ドライバインターフェース
Audio Stream Input/Output。Steinbergが策定した、WindowsのオーディオソフトがシステムのミキサーをバイパスしてサウンドカードとやりとりするためのドライバAPI。
1990年代のWindowsでは、音声がカーネルミキサーを経由するため数百ミリ秒の遅延が生じた。システム音を鳴らすだけなら問題ないが、ソフトシンセをリアルタイムで演奏するには使い物にならない。1997年にSteinbergが出した答えがASIOである。アプリケーションとドライバがダブルバッファを共有し、次のバッファを埋めるべきタイミングをカードが通知する。バッファを小さくすれば、レイテンシは数ミリ秒まで下がる。
ASIOを使うには、カードのメーカーが専用ドライバを用意する必要がある。対応ドライバのないカード向けには、Windows標準のドライバにASIOの顔を与えるラッパー「ASIO4ALL」がある。Microsoftも後にVistaでWASAPIを投入したが、スタジオの標準は今もASIOだ。なおmacOSではCore Audioが最初から低遅延を前提に作られており、こうした仕組みは不要である。