Ansys
詳細情報
- 開発者
- ジョン・スワンソン
- 公開
- 1970年
- 所有者
- Synopsys(2025年から)
- 種別
- シミュレーションソフトウェア
橋が持つか、翼がフラッターを起こすか、チップが過熱するか。誰かが作る前に教えてくれるシミュレーションソフトである。
ジョン・スワンソンは1970年、ペンシルベニア州でSwanson Analysis Systemsを設立し、有限要素解析プログラムを売り始めた。部品を数千の小さな要素に分割し、それぞれの応力方程式を解く手法である。このプログラムの名前がAnsysで、1994年には会社も同じ名前になった。2006年にFluentを買収して流体解析が加わり、現在ではエンジニアが扱いたい物理現象のほぼすべてを網羅している。
2024年、Synopsysが約350億ドルでAnsysを買収すると発表し、2025年に完了した。チップが3次元に積層される時代には、論理のシミュレーションだけでは足りず、熱・機械的応力・電磁気も同じ設計フローに入れる必要がある、という理屈である。