アンドゥリル(Anduril)
Oculus創業者のパーマー・ラッキーが、シリコンバレー流のソフトウェア開発のやり方で兵器をつくろうと立ち上げた防衛企業。
ラッキーがアンドゥリルを創業したのは、Facebookを離れた2017年のことだ。共同創業者には、ピーター・ティールのFounders Fundのトレイ・スティーブンスや、パランティアの元社員らがいる。社名は『指輪物語』でアラゴルンが携える剣に由来する。ティール周辺の防衛企業では、トールキンは必読書らしい。
中核にあるのは、塔・ドローン・艦船のセンサー情報を統合して共通の状況図をつくり、自律システムに行動させるソフトウェア基盤「Lattice」である。その上に、米墨国境の監視塔、ドローン、迎撃機、無人戦闘機といった自社開発のハードウェアが載る。事業モデルは、従来の大手防衛企業が頼るコストプラス契約ではなく、自己資金で開発して完成品を売るというものだ。