ALAC(Apple Lossless)
2004年に登場したAppleの可逆圧縮オーディオコーデック。FLACと同じことをAppleの包装でやったもの。
ALACはiTunes 4.5とQuickTimeとともに2004年に登場した。FLACと同様に線形予測を使い、各サンプルを直前までの値から推測して誤差だけを保存する。ファイルサイズは元の40〜60%程度になるのが普通だ。復号すれば元とまったく同じビット列に戻るため、正真正銘の可逆圧縮である。ファイルは拡張子.m4aのMP4コンテナに入っており、AACと同じなので、ファイル名だけでは可逆かどうか判別できない。
背景には、iPodで再生でき、しかもAppleが握っている形式がほしいという事情があった。ソースコードは2011年にApache 2.0で公開され、2021年にはApple Musicのロスレス配信を支える形式となった。