アドバンストフォーマット
HDDの物理セクタを512バイトから4Kへ移行する規格。オーバーヘッドが減り誤り訂正も強化されるが、パーティションのずれには弱い。
業界団体IDEMAが策定したこの規格は、物理セクタサイズを512バイトから4096バイトに変える。セクタ数が減って大きくなるぶん、セクタ間ギャップやセクタごとのECCに費やす領域が減り、使える容量が数パーセント増え、より強力な誤り訂正符号を載せられる。展開は2010年頃から始まった。記録密度が512バイトのフォーマットでは支えきれなくなったためだ。
512eと表記されたドライブは、互換性のために外部に対して512バイトセクタをエミュレートし、4Knはネイティブの4Kセクタをそのまま見せる。落とし穴はアライメントで、パーティションの開始位置がずれていると、論理的な書き込みが物理セクタ2つにまたがり、遅いリードモディファイライトが発生する。正しく揃える(LBAを8の倍数にする)ことで解決する。